渦中の雑誌は、成人向け取次大手としても知られる文苑堂が発行する成人向け雑誌「コミックバベル」だ。
ことの始まりは、13日に同人誌で活動しているマンガ家・YAC氏のツイート(@yacdom)。それによればYAC氏は、昨年「コミックバベル」の編集者から発注を受けて原稿を制作。ところが、姉妹誌の「コミックエウロパ」で穴が空いてしまったことで、編集者が掲載誌の変更を依頼。それに対して、YAC氏が「コミックバベル」に向けて描いた作品であることを理由に断ったところ、編集者は「データはすべて破棄します」と返信してきたのだという。
公開されているimessageのスクリーンショットでは、編集者が当初、YAC氏の原稿を穴埋めに使うことを明言せず、「コミックバベル」では「なかなか掲載できない」などと、意図を誤魔化そうとして不信感を煽った経緯が記録されている。
この後のYAC氏のツイートによれば、編集者は電話で謝罪。その上でYAC氏は両誌への掲載を断ったのだが「掲載しないとなると原稿料を支払うことは出来ません、もしよければ私のポケットマネーでお支払いしますと言われ、お金の問題にされてはかなわないので全てお断りしました」としている。
■掲載しなくても原稿料の支払い義務はある
編集者の雑な対応も問題だが、やはり大きな問題は、仕事をさせておいたのに対価を支払わないこと。この騒動に関連して、同誌がこれまでも編集者が気に入る原稿でなければ、原稿料を支払わない事態が常態化していることを匂わせるツイートも散見される。
果たして、掲載しなかったから原稿料を払わないという対応は許されるのか。
不払いをはじめとする出版業界のフリーランスの労働問題を数多く扱ってきた、ユニオン出版ネットワーク(出版ネッツ)の北健一氏は語る。
「作家が発注を受けて作品を納品している以上は、出版社は対価を支払う義務があります。たとえ、掲載しなかったとしても、出版社側の債務が消えるわけではありません。出版社の事情で作品が出版されないという問題は、ままありますが、だからといって原稿料を支払わなくてはよいわけではありません」
仮に納品された作品の質が著しく低い場合には、出版社が支払いを拒否する理由にはなるかもしれないが、発注した時点で作家は納品の義務、出版社には支払いの義務が生じるのが大前提となるわけだ。
これまでも、そうしたトラブルの相談に数多く対応してきた出版ネッツだが、純粋に納品したのに原稿料が支払われないという、教科書的なトラブルのほうが少ないと北氏は語る。
「企画書に使用するイラストを発注したが、企画が通らなかったので支払わないだとか、作品の方向性をめぐって編集者と揉めているというものもあったりします」(同)
出版ネッツは、出版業界の労働組合によって組織される出版労連に加盟。通常の雇用関係とは異なる、出版業界のフリーランスの労働問題を解決することのできる数少ない窓口だ。
オタク業界でも、3月にオープンしたばかりの小説投稿サイト「カクヨム」に作家が「独占契約したけど本が出ない」と出版社を非難する投稿をしたのが注目されたり、出版社と作家とのトラブルは、年に何度も注目を浴びる。
ネットを利用して溜飲を下げるよりも、より現実的な解決を目指したいと思うなら、相談してみてはいかがだろうが。
なお、労働組合=左翼のイメージでハードルの高さを感じる人もいると思うのだが、筆者も出版ネッツに加盟している立場からすると、毎月送られてくる機関紙に集会案内のチラシが同封されている以外には勧誘も動員もまったくないので安心(?)だ。
(文=ルポライター/昼間たかし)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160417-00010004-otapolz-ent
https://t.co/f0oj4VyLpo
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☆世界とアジアの話題
http://ultiman2006.web.fc2.com/index.html
☆タイ鉄道失敗を日本のせいにする中国 今度は台湾を狙う
☆英断】台湾AIIB 加盟見送り 報復か台湾人42人中国へ強制連行!
☆パナマ文書の威力 既に2首相 1頭取辞任 日本や英露中にも広がる
増刷されたのにお金が入ってないとか、
萌えにゅで前あったよな。
オム様の養分になっていってね
成人剥けの話はやっぱりオム様だよねwww
契約後に仕様変更したり契約遵守の精神は薄いよね日本
性善説の国だからな
だからと言ってアメリカみたいな訴訟大国になるのも違う気がするし
エロ漫画雑誌なんて漫画の底辺層ジャンルだし
そこで描いてる漫画家も編集者も読者も底辺クズ系だから
どうでもいい話だよ
それよりももっと頑張ってひとつ上の階層で仕事できるように努力しろよと言いたい
でもこのノリで海外で仕事すると痛い目あうよ
後、海外での大きな商談破綻とかを日本で報道するとアホは裏切りとか言うけど
向こうは契約に沿ってやるからだいたいは何、寝言いってるんだ?で終わるし
一般でも似たような事案を漫画じゃないけどイラスト等でやってるだろ
サンプルだけ色々描かせて、サンプルだからお金払いません
上の階層に行くとサンデー編集部みたいに原稿紛失、編集がシナリオへの私的な介入が始まるわけですね。
ぶっちゃけどの業界も変わらんよなぁ。
発注元が強くて泣き寝入りさせられたり、正当な対価が受けられない。
上流工程がコストとか自分達の都合で無茶を押し付けて、下流が文句も言えずに唯々諾々と従う。
文句を言うとあいつは使いづらいと仕事回してもらえなくなる。
佐藤秀峰みたいに揉めまくってメインストリーム外れちゃってる人を見ると当たり前だけど面倒くさい世の中だなと思うわ。
この流れには関係ないよね?
1人ではどうしようもない課題に対して同業者で団結しようという意識が薄いよな
性善説に基づいてるわけじゃなくて
立場の弱い者にしわ寄せを押し付けてるだけだろ
そうするとコミケで忙しいから原稿落としまーすとか下書きで許してとか
〆切遅れとかができなくなるからな
頑張ってほしいのだが、これ見るとダメかなと諦めたくなる。
>>1の権限剥奪しろ
漫画家「そちらで発注書用意してください。それか僕が作ったのを使ってください^^」
編集者「(うわ、メンドクセーやつだな。他の奴に頼むか)」
言ってることには100%同意だが、「しわ寄せを押し付ける」って変な日本語だな
そんなん契約によるだろ
まぁ契約自体交わしてないだろうけど
右翼云々だと胡散臭く思わない不思議!
全く趣旨が違うんか?
趣旨の似た雑誌なら「契約通りのギャラ貰えればどっちに掲載してもいいよ」って
なりそうなものだと素人考えでは思ってしまうけれどそうはいかなって事は
ジャンプと赤丸ジャンプくらい違うって事なんだろうなぁ
編集の質が落ちると雑誌は一気に崩壊するからな
こんなウワサがたつようではダメダメよ
契約書つくってお互いがサインすればいい話じゃん
なんで漫画業界って契約しないのかね
それやると、締め切り破ったり原稿落としたりして違約金で悲鳴上げる作家もゴロゴロ出るからな
編集者もクズが多いが、作家だって少なくない
あくまで個人の創作活動を手助けするのが出版事業(文化創造)であって
商売じゃないから企業間同士みたいな取り引きだの契約だのってのとは違う
という通念がある
ただ今の時代にはそぐ合わない習慣だからちゃんと法整備したほうがいいんだけどね
あと作家側が契約とか嫌がってる場合もあるから
例えばこれが企業間取り引きなら納期を守らなかったら罰金や賠償金が発生するけど
締め切りを守らなかった作家にペナルティーだ賠償だなんて言い出したら
その出版社で書こうって人はいなくなる
エウロパって電子書籍のみじゃなかったっけ?
紙の本になると信じて描いた作品が電子書籍やWEB掲載だけねって言われたら辛いわ…
最近はパヨクと言われる程馬鹿の集団に落ちぶれたけど、左翼自体はインテリ層が多かったからノンポリ層には警戒対象だったんだよ
対して右翼は基本的馬鹿正直で大声で胡散臭さ撒き散らしてるから、最初から近づかないだけ